悪徳探偵業者は出張面談を迫る傾向にある
悪徳探偵業者による被害に遭わないためには、やはり依頼人自身が悪徳探偵業者に関する特徴を押さえておく必要があります。
悪徳探偵業者の特徴のひとつとして挙げられるのが、「出張での面談を迫る」という特徴です。
つまり、「依頼人が探偵業者の事務所に出向く形での面談を拒否する」ということです。
このような場合、悪徳探偵業者は依頼人の自宅近くにある飲食店などで面談を行おうとします。
依頼人にとっては、実際に事務所に出向く必要もなく、自宅近くで面談を済ませることができるので、一見楽なようにも見えるのですが、これには2つの理由が隠れています。
まず1つ目は、一般に向けて公開している事務所の所在地がでたらめである場合です。
つまり、実際に事務所を訪ねて行ったところで、「所在地であるはずの場所に事務所が存在していなかった」といったことになってしまいます。
この場合は、明らかに悪徳探偵業者と判断しても良いでしょう。
そして2つ目は、探偵業者そのものの規模が小さいことを隠している場合です。
この場合、探偵業者が悪徳であるとは限らないのですが、実際に出向いた事務所が小規模の場所だと、やはり依頼人としては、「信用しても良いのだろうか」などと不安になってしまうので、飲食店などで面談を済ませようとする傾向があります。